弊社オンライン研修「オンラインライブ」の特徴とこれまで実施を見送り続けてきたたった1つの理由

弊社オンライン研修「オンラインライブ」の特徴とこれまで実施を見送り続けてきたたった1つの理由
奇しくも新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務やテレワークなどに、これまで以上の注目が集まっています。弊社でも、お客さまの安全を守るために研修をオンライン化、「オンラインライブ」として3月17日にスタートしました。これまでの研修ノウハウにオンラインを掛け合わせたオンラインライブの特徴と、オンライン化のタイミングがこの時期になった、たった1つの理由についてお伝えします。

この記事の内容

  • オンラインライブの概要とZoomを選んだ2つの理由
  • オンラインライブの特徴について(Q&A方式)
  • 研修のオンライン化を見送り続けてきた、たった1つの理由

オンラインライブの概要とZoomを選んだ2つの理由


オンラインライブとは、Zoomというビデオ会議アプリを使って、インターネット経由で実施する弊社の研修のことです。録画配信ではなくリアルタイムで講義を行い、参加者はPCやタブレット、スマホなどから場所を選ばすに参加することができます。Zoomに決めた理由は2つあります。

  1. Zoomは使い方がとても簡単です。一般的に、アプリを使い始めるときに必要なアカウントの作成など、Zoomの場合には、お客さまにお手間をお掛けすることがほぼありません。クライアント用(スマホやタブレット、PCなど研修参加に使用するデバイス用)のアプリをインストールするだけです。その後、研修へのご招待メールに記載されたURLをクリックするだけで、受講を開始していただくことができます。
  2. 多くの会社がオンラインシステムのサービスをリリースしていますが、その中でもZoomは講義という形態に実績があったためです。実は、我々が講座運営を行っているウェブ解析士協会では、2019年秋より導入を開始していました。本格稼働を予定していた2020年に向けて、準備を進めていたということもあります。

オンラインライブの特徴について(Q&A方式)


オンラインライブは、従来の集合研修をオンライン化したものです。オンライン化での運用の詳細について、Q&A方式でお伝えします。

オンラインライブで受講することができるのは、どの講座ですか?
ウェブ解析士認定講座を皮切りに、ほとんどの講座をオンラインライブでも受講できるよう切り替えていきます。これまでと同様に、オンサイト(来場型)も行います。また、会場に近い方にはご来場いただき、外出や遠方などの理由でご来場いただけない方にはオンラインライブという、ハイブリット型講義も行います。

1つの講座を受講する人数は、集合研修と同程度ですか?
研修目的と内容によりますが、10名前後から数百名まで対応可能です。最大300名までご参加いただけます。少人数についてはご相談ください。

集合研修でのグループワークやプレゼンなどについて、オンラインライブではどのように対応しますか?
例えば、Zoomの機能にはブレークアウトセッションというものがあります。受講者が多い場合、いくつかの小グループに分けて話し合うことができる機能です。今後さまざまな機能がリリースされると思いますので、その都度アイデアを練り、最善を尽くしたいと考えています。

学習進捗の確認(小テストなど)については、どのように行いますか?
現在構築中のアイクラウドデジタルオンラインで、さまざまなテストを配信する予定です。教材のコンテンツについても、こちらのサイトからリリースすることを考えています。

オンラインライブを録画しますか?録画をする場合、受講生は何度でも見ることができますか?また、それはいつまで視聴可能ですか?
オプションとなりますが、講義内容を録画し動画コンテンツとして提供することを考えています。内容によって、視聴期限を設ける予定です。

オンラインライブ終了後に講師へ質問をしたい場合、どのような方法がありますか?
次の講義に向けて作成するような課題がある場合のみ、メールにて受付けます。原則、講義後のご質問は受付けないことにさせていただきます。

集合研修と同じように補助金のサポートがありますか?
ございます。ご安心ください。

研修のオンライン化を見送り続けてきた、たった1つの理由


弊社の研修はお客さまのご要望に基づくオーダーメイドであることから、研修の当日に講師が伺って講義を行えば良いというものではありません。担当者との綿密な打ち合わせから課題や問題を導き出し、それを解決するためのカリキュラムを作成するには相応の時間を要しますし、その間に弊社がお伺いするのは一度だけではありません。

このことを理由に、研修のオンライン化を引き延ばしてきました。しかし、開催のご要望は全国各地からいただきますし、その打ち合わせですらオンラインで行うことが可能です。オンラインで打ち合わせができるのにもかかわらず、研修はできないとする理由は何なのでしょうか。

そこには、教室型の研修が良いという常識といいますか、思い込みがあるのだと思います。

教育という大きなカテゴリーで見ると、その場に先生がいる教室型が正義のように思われているところがあります。例えば、助成金の申請書に「会場の住所」の記載欄があることからも、教室型を前提としていることが分かります。

私がこの事業に10年携わって思うことは、都市圏には教育の機会がたくさんあり、質も高い一方で、地方にはそういった機会が少ないということです。この問題は、幸いなことに、オンライン化だけで解決します。Zoomを使えば良いだけですから、後は我々のような教育事業社の考え方次第といえるでしょう。

まとめ


弊社はやはり、ライブに対して熱い思いがあります。我々の研修には、その場に応じて臨機応変に対応できるスキルが高い講師が登壇します。ITスキルの高さは、講師としてのスキルの高さを示す要素のひとつで、すべてではありません。現場経験など「どんな仕事をしてきたか、何ができるか」に加えて、「説明のわかりやすさ、コミュニケーション力」は同様に重要と考えています。

オンラインライブは基本的に、弊社の従来の研修がオフラインからオンラインに変わっただけのものです。熱いライブがいつでもどこでも受けられるようにしたいという思いを込めてネーミングを考えました。今回のオンライン化をきっかけに、1人でも多くのお客さまが教育の機会を得ることを願ってやみません。

この記事を書いた人

吉野竜司|Ryuzi Yoshino株式会社アイクラウド 代表取締役CEO

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