中小企業を支援する営業力強化の研修と支給される助成金、受給率100%の理由について

中小企業を支援する営業力強化の研修と支給される助成金、受給率100%の理由について
去る5月25日、全国的な緊急事態宣言が解除されました。これを受けて、多くの企業がビジネスの本格的な再開に向け、すでに準備を進めていることでしょう。そこで今回は、特に中小企業に向けて、落ち込んだ業績を回復させるための要=営業力強化にWebマーケティングがどのように役立つかについてお伝えします。弊社が通常サポートしている助成金に加え、新型コロナウイルス対策の特例として研修を受けさせることで増額になる助成金や、受給率100%の理由についてもご説明します。

この記事の内容

  • 落ち込んだ業績を回復させるために重要な要素のひとつは営業力
  • オンラインでもできる実践的な営業力強化法=Webマーケティング
  • 中小企業の皆さまにおすすめしたい助成金2つと受給率100%の理由

落ち込んだ業績を回復させるために重要な要素のひとつは営業力


多くの企業にとって業績回復が目下の急務となっています。業績を回復させるのに必要なのが、売上高の増加と経費削減という両輪です。この時期、売上高の増加というよりは確保というほうがいいのかもしれません。業界や業種によっては、売上が8~9割減少したとか、ゼロになったという話も聞くからです。体力のある大企業と違い、弊社をはじめとする中小企業にとっては死活問題といえるでしょう。

帝国データバンクの発表によると、5月26日現在で倒産した企業は184件とされています。(出典:「新型コロナウイルス関連倒産」)何とかしてこの苦境を乗り切るために必要なこととして、まず挙げられるのは、売上を立たせることです。

そこで重要となる要素のひとつが営業力。緊急事態宣言は解除されましたが、しばらくの間はお客さまに会うことやその距離感、方法に注意が必要なことはいうまでもありません。移動にかかる時間や交通費もコストですので、資金のショートが懸念される中、あまりコストをかけることなくできる営業力強化としてご提案したい研修があります。それが、弊社アイデジの「Webマーケティング総合講座」です。

オンラインでもできる実践的な営業力強化法=Webマーケティング


Webマーケティング講座が営業力強化にどのように貢献するか、それはサイト上でお客さまのニーズを把握することができるようになるという点にあります。数多くの企業が自社サイトを開設していますが、そのサイトをどれだけ活用できているでしょうか。商品やサービスの紹介、経営トップの挨拶、会社概要などだけでは非常にもったいないというのが、この事業をしていて感じることのひとつです。

サイトは、実に多くのことを教えてくれます。お客さまがいつどこから来て、何を見たのか、ひとつのページをどこまで読んだのか、どれくらいサイトにいたのか、次にどこへ行ったのかなど、詳細な動きを追えるからです。これはつまり、お客さまが何を求めてサイトを訪れ、探し物を見つけたのか、見つけられなかったのか、探し物があると期待して来てみたものの関係ないと分かったのかなどについて、知ることができるということにほかなりません。

実際のお客さまは対面ではなかなか本音を語ってくださらないことが多いでしょう。しかし、ことサイトとなると話は別です。「目は口ほどに物を言う」といいますが、「サイトは口以上に物を言う」といえると思います。お客さまの動き=興味やニーズを知ることができれば、自社商品やサービスの売り方、改善点が見えるという好循環を生み出すことができるようになります。

そこで弊社のWebマーケティング講座では、初心者から体系的にWebマーケティングを学んでいただける「Webマーケティング総合講座」を基軸とし、そこからさらに資格取得を目指す講座に進んでいただくことができるようになっています。

Webマーケティング総合講座の概要|アイデジ

中小企業の皆さまにおすすめしたい助成金2つと受給率100%の理由


Webマーケティングが営業力強化に貢献すると分かったとしても、今は資金繰りが苦しいというのが中小企業の生の声ではないでしょうか。通常、弊社でサポートをさせていただいている助成金はいくつかありますが、その中でもこの時期に中小企業の皆さまにご活用いただきたいのが「人材開発支援助成金」です。それに加えて、新型コロナウイルスの影響により、6月末まで「雇用調整助成金」の特例が適用され、教育訓練を行わせた場合に増額されます。

  • 人材開発支援助成金
  • 雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例)

人材開発支援助成金は、正社員が対象です。こちらにつきましては、これまでの実績がありますので、スムーズなサポートをご提供できます。雇用調整助成金は、アルバイトやパートも雇用保険に加入している場合、対象になります。特例では休業中の人材育成が条件となりますし、6月末までという期間の定めもあります。弊社のサイトでも前例はありませんが、ご要望があれば対応したいと考えています。

次に、助成金受給率100%についてご説明します。これは嘘でも何でもありませんが、前提条件があることを改めてお伝えしておかなければなりません。助成金は我々の税金の分配ですので、基本的に労働環境の法整備がされていることを前提とします。

  • 雇用契約書または明示書を交わしている
  • 就業規則がある
  • タイムカードを正確に管理している
  • 残業代を正確に支払っている

少なくとも、ここに挙げた条件を満たしていることが必要です。条件を満たしていれば、助成金受給まで弊社がサポートします。受給できる金額は、企業規模や受講時間数などによって異なりますので、一概にいくらとお伝えすることはできません。助成金申請から受給までのプロセスについては、こちらに詳細がございますのでご覧ください。仮に、労働環境の法整備が整っていないと思われる場合には、社労士にご相談になることをおすすめします。


まとめ


長かった休業要請の終わりが見え始め、すでに企業が動き出していることがニュースで取り上げられるようになりました。この時期、中小企業の皆さまは業績回復のため、資金繰りと売上確保に奔走していることでしょう。この状況下、教育事業者としていえることは、Webマーケティング講座で貴社の営業力強化に貢献させていただきたいということです。助成金受給率100%という実績とともに、貴社と二人三脚で並走する準備はすでに整っています。

この記事を書いた人

吉野竜司|Ryuzi Yoshino株式会社アイクラウド 代表取締役CEO

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