イマドキのPowerPoint(パワーポイント)研修

イマドキのPowerPoint(パワーポイント)研修

求められるPowerPoint研修とは


今やどこの職場でも当たり前のように使う、Excel(エクセル)やPowerPointパワーポイント)ですから、研修のご相談も年々増えています。ただPowerPointにおいては、機能の習得というよりは「魅せ方」「キレイなレイアウト」「配色」など、業務効率や時短を目的とするExcel研修とは違い、実際のプレゼンテーションに課題を感じての相談が増えています。

そういった実務に課題意識をお持ちの場合、実際のPowerPointデータをお借りできないか?をお願いしています。「百聞は意見にしかず」と言いますか、課題を正確に把握するためには、普段のPowerPointデータを見ることが一番分かりやすいからです。

ここではPowerPoint研修のご相談の際にご担当者さまがよくおっしゃられる課題点や、お借りしたPowerPointデータから見受けられるポイントにフォーカスして、どのようなPowerPoint研修が求めれているかをご紹介いたします。

PowerPointの資料(スライド)をキレイにみせたい


もっとも多いご相談内容はズバリ「PowerPointの資料をキレイにみせたい」です。オブジェクト挿入やアニメーション設定などのPowerPointの機能や使い方を習得したいのではなく「どうすれば見栄えがよくなるのか?」「どうすれば伝わりやすいスライドになるのか?」を課題とされています。

そのためのPowerPoint研修では、下記の3つのポイントがカリキュラムに含まれることがほとんどです。

  1. フォント
  2. レイアウト

フォント色レイアウト
PowerPointの資料をキレイにみせるためには漠然としたなんとなくのデザインではなく、3つのポイントを理解して「考え」や「想い」をデザインに落とし込み、作成しなければなりません。また扱う商品やサービス、プレゼンテーションのシーンなども考慮した上で作成することが重要となります。

  • 商品やサービスを連想できるデザインになっているかどうか(フォントや配色)
  • スライド投影したプレゼンなのか、資料を印刷配布するプレゼンなのか(フォントサイズやレイアウト)

イマドキのPowerPoint研修


ここ数年で行ったPowerPoint研修を振り返ると、ほとんどの企業がPowerPointの使い方や機能のスキル習得を求めてはいません。PowerPointの資料やスライドをいかに見やすく、そしてクライアントに伝わるものにできるかという、とても具体的な課題です。

具体的な課題だからこそ、研修を企画する際にはその課題に寄り添った内容にする必要があります。実際のPowerPointデータをお借りするのはそのためでもあります。

今回ご紹介した3つのポイント「フォント」「色」「レイアウト」について、次回は一つ一つより詳細にお伝えいたします。PowerPointでの資料作成にすぐに役立つよう、イメージや手順も説明していきたいと思います。

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この記事を書いた人

吉野竜司|Ryuzi Yoshino株式会社アイクラウド 代表取締役CEO

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